タロット占い当たるノウハウ [タロットを学ぼう]
私はタロットと30年の付き合いですが、最初は初心者のように、テーブルに並べられたカードを「1枚」づつ読んでいました。
本を片手に、無理矢理に意味付けをして、四苦八苦しながら占ったものです。
当たるタロットを目指すならば、まず「本を片手」にリーディングするのは止めましょう。
だって、意味がわからない?
以前、タロットは遊戯用のカードと申し上げましたよね。
タロットは「王侯」「貴族」「富裕層」の遊びのカードだったんですね。
タロットには元々、カードの意味が無かったわけです。
タロットに意味をつけていたったのは、後世のオカルティストやタロッティストたちです。
意味の無いタロットに無理矢理、意味付けしても当たるわけがありませんよね。
もちろん、逆位置だってありません。
欧米では逆位置はほとんど採用されていないことが多いですし、逆位置も後世のお偉いさん方が作ってきたわけです。
タロット占いを当たるようになりたければ、「意味」からの離脱が必要です。
タロットには「絵」が描かれていますよね。
仮に「骸骨」の写真があったとしましょう。その「骸骨」をみたとき、大抵は、「死」「終焉」「停止」「墓」「葬儀」などをイメージします。
また「可愛い笑っている赤ちゃん」の写真の場合は、「可愛い」「守ってあげたい」「成長」「やわらかい」「未来がある」というようなイメージを持ってます。
これが元型です。
世界中の人間が持っている元型が、実はタロットには多く描かれているんです。
タロットの描かれている元型たるシンボルを読むことがタロットマスターへの近道です。
言葉の意味から離れて、よく「絵」をみることですね。
絵の中には必ず、相談内容に相応しいシンボルとそのイメージがあります。
そのシンボルを探す手掛かりとなるのは3つ。「相談者の質問」「並べられたカードの全体像」「個々のカードの中で一番目についたところ」です。
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