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タロットは意味を覚えないPART3

タロットは意味を覚えてはいけない。 

○タロットカードの意味を覚えると、コンビネーションリーディングができません。意味が頭にちらついて、柔軟性が無くなるためです。

タロットリーディングのテクニックであるコンビネーションリーディングとは、ドローされた複数のカードの中で、上下左右に隣接刷るカード2枚・3枚を1枚として読む高等テクニックです。

プロの占い師でもできない人が大勢います。
その要因はタロットの意味を覚えているからです。

タロットコンビネーションリーディングほど、柔軟性が要求されるものはありません。

また、タロット占いのトラディショナルスプレッドである「ヘキサグラム法」「ケルティッククロス」も、
コンビネーションリーディングができると、さらに深く読むことができます。

プロタロット占い師でさえ、1枚づつ読んでいく方が大勢います。
1枚づつ読むことは、矛盾が生じた時、整合性が取れない鑑定となってしまいます。
何を言っているのかわからないのです。

例えば、ポジション定義の中で「近い将来の可能性」と「結論(今後の運勢)」があったとしましょう。

近い将来の可能性では「塔」。「結論」では「星」が出たとします。
こういう場合、完全にお手上げになります。
近い将来が「塔」なのに、なぜ結論は「星」なのですか?と相談者に聞かれるでしょう。

仮に両者が隣接しているならば、互いに影響を及ぼし合います。
ただしポジション定義の比重はあくまでも「星」です。
なにせ結論ですから。1枚引きでは「星」しか出てないと同じです。

タロットの意味を覚えて当てはめていけば、「塔」は破壊・落下・天罰・・・と訳すでしょう。
でもこの読み方が違うのです。
「塔」は「固定観念」「既成概念」「過去への執着からの脱却」として読みます。星は希望の要素が強いですよね。
「塔」の中に閉じ困ったままだと死です。希望はありません。希望が生まれるのは、塔から逃げることです。
このように連想できますよね。

タロット「星」も端的に「希望」「潜在意識の目覚め」「未来の幸福の約束」・・等とは読めません。
「塔」の影響を受けるからです。
自分の内なる醜さ・短所を知り受け入れての出発と読むべきです。すなわち潜在意識に隠れている悪しきものを破壊しての将来への出発と連想するわけです。

このように、コンビネーションリーディングができないと、薄ペラな読みになってしまうのです。
その功罪は「意味を覚えて当てはめよう」とするからです。

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