タロット占いにおけるタロッティストの心の在り方 [タロットを学ぼう]
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タロット占いは、まず「相談者」の質問ありきです。
質問の内容では、「とても可哀想」なものもたくさんあります。ここでタロッティストは感情移入を決してしてはいけません。
感情移入すれば、当然、ドローされるタロットに影響が出ます。可哀想だ。何とかしてあげたい。希望を叶えてあげたいよいう意識が、ドロー時に反映してしまうのです。
タロッティストの心の在り方はあくまでも、冷静で客観的・俯瞰的な状態が望ましいですね。
タロットカードで言えば「節制」です。
どちらにも偏らず「中庸」の精神です。「中庸」は仏教用語ですが、執着しないで常に平常心を保つことを説いています。
相談を聞いている時は議事録を取り、疑問点はその場で解決します。ドローされたカードは必然として出ていますから、カード全体の俯瞰と、ポジション定義毎にリーディングの強弱をつけていく。
平常心を失うと、間違ったリーディングをしがちですし、自然にタロッティスト自体がラッキーカードを望んでしまいます。
タロットは啓示です。そのためには現状の運勢の方向性は知る必用があります。
そして、ドローされたカードが全体と部分を観察し、カード自身にも「自問自答」は必須となります。淡々とカードを読み、啓示を翻訳するつもりで鑑定するのです。
カード自体に「吉・凶」はありませんが、自分のリーディングを信じて、明確に回答して下さい。できれば「運勢」で留まらず、「アドバイスカード」も出すべきです。そのときは相談者本人に「アドバイス」を望むか聞いて下さい。
親切だと思って「アドバイスカード」を出しても、カードリーディングの結果が芳しくなければ、相談者は「必用ない」というかもしれません。それならそれで構わないのです。仮に強引にアドバイスを言っても、その相談者に準備ができていないので、無駄になります。
このようにタロッティストは、極めて冷静に客観的にリーディングすること。これが、相談者のためでもあるんです。
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