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「CHANGE」最終回 [小町のタロットあれこれ]

「CHANGE」 の最終回 は「変わる」ことは何か?を教えてくれました。

このドラマはタロットで言えば「運命の輪」がテーマとなっていますが、それ以外にも「正義」「悪魔」「世界」「星」の要素もあるようです。最終回の見どころは、官邸で朝倉啓太が全国民 の前で述べる演説です。このシーンでは、国民・・すなわち視聴者に向けて「変化」することを促しています。リンカーンは「人民の人民のための人民による政治」を訴えました。ケネディーは「わが同胞のアメリカ人よ、あなたの国家があなたのために何をしてくれるかではなく、あなたがあなたの国家のために何ができるかを問おうではないか。」と謳いました。

朝倉啓太が話した事も、各々の国民に政治への参加・・政治に参加することで変わる・・変われる・・ことを訴えています。小野田氏から朝倉が、国民に対して責任を取るのは、単純に辞任する事ではない、と言われるシーンがありましたが、このシーンが朝倉啓太の本当の意味でのターニングポイント(運命の輪)でしょう。

演説後に神林(寺尾)が、朝倉に「私に何を学んだのか?」と問いました。このシーンは、絶対悪の神林が、朝倉に牽制球を投げるところです。彼は朝倉の演説の凄さ・・説得力がわかったのでしょう。なかば自分の保身のためかもしれません。「自分から学ぶことがあるのなら、次の政権では自分も入閣したい」と言いに行ったようなものです。

そこでの朝倉の答弁げいい。大道商事疑惑は政治の膿を出してくれた、と言います。その時の神林の表情は思いもよらない様子です。まさか、そんな管が方をするのか、というものです。国民主権・・これこそが民主主義の王道です。神林は、あの会話で負けたのです。

美山とのラブストーリーは少なかったですが、何も触れない・・このドラマではキスもありません・・「人生を変えた人」と言う言葉に集約されています。決定的に自分の人生を変える存在・・それが、伴侶の理想かも知れません。

「変わる」というのは、自分の思いを訴えることから始まるのではないでしょうか?自分の意思・・ちゃんと真剣に考えた意思・・を言葉にすることで、人を変えることができるのかも知れません。あくまでも真摯に自分を見つめ、謙虚さがなければいけませんが。もう1つ。変わることは伝染するということでしょう。本当の言葉・・それは嘘偽りのない言葉・・と、行動を目の当たりにした周囲が変わることです。そしてその変化は次第に、多くの人間を巻き込んでいきます。朝倉啓太はヒトラーの対極のような人物かもしれません。

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