SSブログ

タロット「世界」の4大獣 [大アルカナが伝えること]

タロットの「世界」はラッキーカードと覚えている方がいらっしゃいますよね。

確かに幸運・完成・達成・到達・・・を暗示します。
女神は二本の「ワンド(Wands)」を持って、創造を操っています。
勝利を暗示する月桂樹の葉による大きな楕円の中に入っていますよね。

周囲の4大獣はタロット「運命の輪」にも出てきました。
ただ足がありません。顔だけです。

タロットの「4大獣」のモチーフは、ダニエル書にあるという説があります。
ダニエルはその書で
「第7章2~14節」で記されています。

『ダニエル書』(ダニエルしょ)は、旧約聖書の中の一書。
キリスト教では「預言書」のひとつとして『エゼキエル書』の後におかれています。
ユダヤ教の分類では「諸書」に入ます。

ダニエル書の記述は以下のような感じです。
《ダニエルは述べて言った、「わたしは夜の幻のうちに見た。見よ、天の四方からの風が大海をかきたてると、四つの大きな獣が海からあがってきた。
その形は、おのおの異なり、第一のものは、ししのようで、わしの翼をもっていたが、わたしが見ていると、その翼は抜きとられ、また地から起こされて、人のように二本の足で立たせられ、かつ人の心が与えられた。
見よ、第二の獣は熊のようであった。これはそのからだの一方をあげ、その口の歯の間に、三本の肋骨をくわえていたが、これに向かって『起きあがって、多くの肉を食らえ』と言う声があった。
その後わたしが見たのは、ひょうのような獣で、その背には鳥の翼が四つあった。またこの獣には四つの頭があり、主権が与えられた。
その後わたしが夜の幻のうちに見た第四の獣は、恐ろしい、ものすごい、非常に強いもので、大きな鉄の歯があり、食らい、かつ、かみ砕いて、その残りを足で 踏みつけた。これは、その前に出たすべての獣と違って、十の角を持っていた。わたしが、その角を注意して見ていると、その中に、また一つの小さい角が出て きたが、この小さい角のために、さきの角のうち三つがその根から抜け落ちた。見よ、この小さい角には、人の目のような目があり、また大きな事を語る口が あった。わたしが見ていると、・・・》の部分ですね。

タロット「世界」では、「獅子」「鷲」「人間」「雄牛」を表しています。
「獅子」は「火」の属性。「鷲」は「風」の属性。「人間」は「水」の属性。「雄牛」は「地」の属性を示し、それぞれが12星座と対応しています。

つまり、タロット「世界」の4大獣は、その本質なる属性の統合を表現するためのシンボルなのです。

ですから、完全なる統合は、言い方を変えれば「限界」「もうそのステージは終了」したことを示しています。次のステップに向かうべき時期を示すわけです。

ラッキーカードですけれども、そのニュアンスは「卒業」という点に重点が置かれます。

もっとソナ肌に!BBウォーターアクションクリーム
nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:占い

nice! 1

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。