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タロットのスートの個人的な好み [タロットを学ぼう]

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私のメルマガはタロットを学ぶためのメルマガです。タロット歴32年。のべ10000人以上を鑑定したノウハウを全て公開しています。またメルマガ読者様限定のキャンペーンやイベントもあります。ご興味があればご購読してみてください。
タロットはご存じの通り、78枚の絵が描かれたカードです。絵は右脳を刺激し、多くの感想を生み出します。当然、そこには忌避するような感想もあるでしょう。
 
タロットには大アルカナ22枚小アルカナ56枚に別れていますよね。
小アルカナ56枚は、「エース」から「10」までの数札と、コート(宮廷・人物)カードの4枚に別れています。
また小アルカナには、4つの属性があり、タロットではスートと呼ばれます。

「ワンド(Wands)」は「火」
「ソード(Swords)」は「風」
「カップ(Cups)」は「水」
「ペンタクル(Pentacles)」は「地」
の属性です。

小アルカナを読むには、まず「ワンドの2」ならば・・・
「ワンド(Wands)」自体を考えます。
樹の棒ですよね。イメージとしては・・「叩く」「支える」「材料」などでしょう。

また「火」の属性があるので、「情熱」「熱い」「明るい」「創造」などがイメージされます。

つまり、「ワンド」には樹の棒の象徴と火の象徴が混ざったカードだということです。
それに「2」という数字の属性をプラスしていきます。「2」は対立や発展途上。何か新しいことを始めた後、「2」はそれについての詳細な情報を蓄積する・・問題をしっかり把握する最初の段階を示します。

その象徴たるものを合わせたのが「ワンドの2」となるわけです。

好みもありますが、私は「カップ」が好きですね。
「カップ」は「聖なる杯」です。
柔軟で感受性が豊か。人のために尽くす慈愛の精神があります。ちょっと流される傾向は強いですが・・。

もっとも嫌われるのは「ソード」ではないでしょうか?
「ソード9」「ソード10」を観れば明らかですよね。「ソード3」も悲しいカードです。
 
ペンタクルはカップに似ています。カップはウェット・情動・感情・愛がテーマですが、ペンタクルは物質と物質の流通なり、現実的な援助がテーマです。
インドには、極貧で食べ物が無い子供達が大勢います。その子達に、「労り」の言葉を出しても、実際問題として解決しません。食料を施さなければ。ペンタクルはこのような現実的な援助をしますのです。よってペンタクルは「10」のように、平和な家庭となるわけです。

これは何を表わしているのでしょう。

結局、人のために与える・尽くすことが幸福になる、という根源的な教えをスートによって表わしているわけです。
「ソード」は知性的ですが、攻撃的で自分本意なカード。
そんな生き方をしていたら、最終的に「ソードの10」のようになってしまうことの暗示ですね。

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タロットへの質問の質 [タロットを学ぼう]

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タロットは相談者の質問の内容によって大きく結果が変化します。
それはタロットの存在価値は、相談者の人生の導きだからです。
タロットが人生を変えるわけではありません。
タロットはヒントを与えるのです。
行動するのはあくまでも、相談者本人です。 
 
タロットカードで占いを実施する場合、特に質問者がいるについて注意事項があります。
 
1.リーディングを受ける人(占ってもらう人)は、カードに尋ねる質問を1つだけ心に浮かべます。1つ以外に、恋愛について・・仕事も・・・金運も・・と一度に複数のリーディングを依頼する方が多いのですが、あくまでも質問は1つに絞り込んでもらいます。そしてリーディングしてもらいたい質問に心を集中してもらいます。
 
質問を単なるイメージとして思い描くのではなく、「言葉」にして心の中で思ってもらいます。これは単純ですが、リーディングの的中率・・成否を左右する重要なことです。
口に出して言うのでなく、あくまでも「心の中」に思わなくてはなりません。「私の***について、**か月後に何が起こりますか?」と心の中で思うのです。

タロットカードは質問者の質問の中身を驚くほど反映します。質問の内容があやふやですと、当然、リーディング時にもその影響を受けて紛らわしいものになってしまいます。実際に「未来がまだ決められていない」という場合・・漠然とした未来・・未来の的中率が低くなる可能性が高いといえます。タロットは「このまま進んで行けばこうなりますよ」という未来を占うのに適しているからです。タロット占いの当てやすい質問とは

タロットの占いやすい内容とは、「現在の心理状態」と「アドバイス」になります。言いかえれば、「運勢」の行方とそれに対しての助言となるでしょう。
深層心理(自分では気が付いていない「心理」)はタロットは読みやすい事柄と言えます。また、タロットの醍醐味は、「より良い未来へ進む為の・・幸せを掴む為の・・アドバイスを得る」ことです。
 
ですから私は、「運勢」は変化するものだと考えます。タロットは現在の相談者の運勢を指し示すもので、それを善くするために的確なアドバイスを求めるものだと考えています。出たカードに一喜一憂することなく、アドバイスを元に具体的なアクションや自分の思考を変えることが大切であると相談者には話しています。
 
■タロットへの質問の具体的な方向性■
 
相手がいる場合やクエスチョン・リーディングによるタロットの練習など、質問する内容によってタロット占いの的中率が大きく変わることがあります。質問の立て方について考えてみたいと思います。
 
【解決するため実際の責任が取れるかどうか】
 
タロッティストはアドバイスをするので、その悩みを解決するのはあくまでも相談者となります。
でも相談される方が、自分でその悩みを解決するためにアクションを起こす気がない場合は、なかなか難しいのではないでしょうか?

例えば・・
「私の母を介護施設に預けるべきでしょうか?それとも家で面倒をみるべきでしょうか?」という質問の場合、自分で決断するための責任をカードに依存しています。でも「母に良い暮らしをしてがえたいので、私自信が決断するために何を知っておく必要があるでしょうか?」とうい場合は、前提として質問している人物が決断の責任を取ろうという立場で聞いています。タロットは私たちの代わりになってYES・NOを選択してくれるものではありません。何でもカードに任せっきりで、自分の選択をしないのでは、結果的に解決につながらないと思います。
以下の質問はタロット任せの質問と言えるでしょう。
 
●YESかNOで答えられる質問
 
「この会社に就職できるか?」「ダイエットに成功できるか?」
 
●「・・すべきか?」というパターン
「Aさんとデートすべきでしょうか?」「この会社に就職すべきでしょうか?」●時期についてのみを訪ねる場合
「Bさんはいつ結婚を申し込んでくれますか?」「いつ昇進しますか?」
などです。
 
これでは、自分の人生を他人に任せるようなものです。
例え、タロットの啓示を与えても、これでは解決できないでしょう。質問の仕方についてそのフレーズの具体例としては・・
「私に・・についての洞察を与えてください」
「・・に関して、どんなことを知っておく必要がありますか」
「・・にはどんな意味(啓示)があるのでしょうか」
「・・にはどんな状況があるのでしょうか」
「・・のチャンスをどのようにすれば大きく成果に繋げられるのでしょうか」

このようなフレーズだと、質問に積極性が感じられます。

また質問には選択する中身を残すべきかもしれません。例えば・・「会社を円満に辞めるにはどうすれば良いか」と「会社の中で上手くやっていくにはどうすればよいか」という2つの質問は、どれも会社での悩みを抱えていますが、前者では「退職」しか選択肢がありません。でも後者では「退職」という道もあるかもしれませんが、その他の手段も考えられます。
あらかじめ限定して質問すると、その問題解決の可能性をつぶしてしまうように思えます。
 
【どこまで詳しい質問が望ましいか】
 
あまりに漠然としている質問でも詳し過ぎても、タロットの啓示を上手く活かせません。
例えば・・
 
1.「私は家庭の環境をどのように改善できますか」
2.「妻のAが私にTVのチャンネルを変えるように指示するのを、辞めさせるにはどうせうれば良いですか」
3.「妻と私の間のコミュニケーションの流れは、どのように改善できますか」

最初の「1」漠然すぎます。家庭の何に関心があるのか特定できません。「2」では詳しすぎます。TVのチャンネルは問題の些細な部分です。
「3」は一番バランスの取れている質問でしょう。
このように、知りたい事を明確にするには、細部を必要なことにだけ抑えることも大切でしょう。
 
【プラス思考の質問】
問いの仕方は「積極的」「プラス思考」「ポジティブ」なほうが望ましいと思います。
「私の研究成果を発表するチャンスが無いのはなぜでしょうか」
「私の研究成果を発表する理想的な場はどのようにしたら見つかるでしょうか」
この2つの質問は同じ事を聞いていますが、前者はマイナス思考で、ネガティブ。後者は逆にプラス思考で、ポジティブです。
これも質問者の問題に対する心構えが表れており、ポジティブな質問は、解決したい意思が強く出されています。
このような質問のほうが、よりタロットの啓示が得られるような気がします。
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タロットリーディング:コンビネーションリーディング詳細 [タロットを学ぼう]

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タロットリーディングの奥義に、コンビネーションリーディングがあります。
私はタロット歴32年ですが、以前は某一部上場企業のマーケティングを15年やってきました。
 
タロット占いビジネスを始めるにあたり、68名のタロット占い師に「同じ質問」「ケルト十字法を指定」して鑑定して貰いました。市場調査ですね。
できたのは、たった2名。うちコンビネーションリーディングが使えたのは1名です。
そんなものなんです。
 
コンビネーションリーディングは2枚・3枚のカードを1枚として読むテクニック。 
 
該当章の該当節に対して、説明不足があったようで申し訳ございません。
何分にも「コンビネーションリーディング」は、それだけで一冊の本が書けるぐらい膨大なものとなります。
 
基本的には「二項対立」「二元論」的にカードを読んでいくのですが、大アルカナだけでも44通り(正位置・逆位置を考慮した場合)×44通りで、合計が1936通りともなります。
また、「2cards Spread」だけで限定するものでもありません。「3carads」「4cards」と広げていくと、膨大な数になることは明らかでしょう。
一般的に「コンビネーションリーディング」は、2枚の隣接したカードを同時に解釈していくものですが、「4cards」の場合でも、2枚を1つのグループとして考える等拡大解釈が可能です。
 
ですから、ここでは「2枚」に限定した説明をさせていただきます。仮に「2cards Spread」を実占したと仮定してください。
「コンビネーションリーディング」では、この2枚のカードのエネルギーに着目する必要があります。エネルギーとは言いかえれば、「影響力」とも言えます。たとえば、「2cards spread」のバリエーションとして「解決策」「結論」・・「表面的な状況」「隠されている状況」・・などと捉えると思います。
 
この場合は、「結論」や「隠された状況」に重点を置く必要があります。つまり、2枚の中でその1枚の方が比重が高い、と言えます。例えば、「解決策」「結論」のポジションにそれぞれ、「死神」「太陽」が出た場合は、「太陽」の活動・エネルギッシュの象徴の方が強いと考えられます。
 
100%の活動量を「太陽」と考えれば、「死神」が隣接している時は70~80%と考えて良いでしょう。カードの比重に対してですが、リーダーの自由判断(いわゆるインスピレーション)を考慮してください。人によって違いますが、カードが浮き出てきて見えたり、手を添えると熱く感じるなど様々なインスピレーションの感じ方があります。

「コンビネーションリーディング」をわかりやすく考えるには、「キーワードの統合」と思えば良いでしょう。イメージリーディングでは、「絵」の中のシンボルに着目しますよね。この場合は右脳を使っています。それを言語化(相手に伝えるには言葉による手段しかありませんから、当然、言語化が必須です)します。ここで右脳から左脳に移行させるわけです。この時点で出てきた・・つまり、言語化されたキーワードを纏めていく作業がコンビネーションリーディングと言えます。

「コンビネーションリーディング」は四角四面に凝り固まると読めないものです。インスピレーションに左右されるところも多いのですが、慣れてくれば自然に「おや!」と感じるようになります。

参考までに・・全て「愚者」が結論として出た場合と仮定します。
「愚者」「女帝R」:勝手にやる、先を考えないでだらだらとする、動いても満足行く結果が出ない
これは「愚者」の自由きままさが、女帝Rの充足感の無さ・安定感の欠乏の影響を受けている感じです。
「愚者」「運命の輪」:ゼロからの出発・無我夢中で成功する
この場合は、「運命の輪」のターニングポイント・・方向性が変わる・新しい目標に目を向ける、といった象徴が影響しているでしょう。

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タロットの読み方「マルセイユ版」はどう連想する? [タロットを学ぼう]

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タロットデッキには「マルセイユ版」と「ウェイトスミス版」の二種類に大別できます。まだ他にもあるのですが、シェアはこの二種類で98%ですから、問題は無いでしょう。

私はタロットリーディングを「意味を覚えるな」「絵から読み解け」と教えています。

これは確かに、「ウェイト・スミス版」なら問題は無いでしょう。小アルカナも人間とその生活を描いているのですから。観るべき象徴がたくさんあります。そこから連想へ発展できます。

しかし「マルセイユ版」は小アルカナが抽象的な絵です。ワンド2には棒が二本描かれているだけです。では意味を覚えるしか無いのか?
答えはNOです。

タロット「マルセイユ版」であろうと、絵から小アルカナを読む事が可能です。
方法は至って簡単。

仮にマルセイユ版「ワンド3」をリーディングすると仮定しましょう。
「3」という数字に注目するのです。
大アルカナ「3」は「女帝」です。また数秘術では「12」の「吊された男」も該当します。この2枚の大アルカナを横に付けるのです。

すなわち「ワンドの属性」+「女帝」+「吊された男」=「ワンド3」の啓示です。
「ワンド」である以上、その「火」と「樹の棒」の属性は最重要のイメージです。そこに女帝や吊された男のメッセージを足し算するのです。

「カップ10」ならどうでしょう?
「10」は「10」運命の輪であり、「1+0=1」魔術師も該当します。
カップの属性にこれらを混ぜ合わせるのです。

大アルカナの比重は、当然、数の大きいもののほうが大きいのですから、上記のカップ10なら「運命の輪」のほうを強く読みます。その他に補足的に「魔術師」も観てみるのです。

整理すると・・・

1.小アルカナの属性がまず最重要
2.大アルカナでは数の大きいほうを優先
3.数が少ない大アルカナも補足的に付ける

となりますね。
よって、「マルセイユ版」であろうとも、意味を覚えず、絵の連想で読むことができるのです。 

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1枚引きも歴としたタロット占いのスプレッド [タロットを学ぼう]

>タロット占いはタロットデッキ78枚から任意の枚数をドローして、物語を語るが如く、整合性の取れたリーディングをするのが基本です。
1枚引きのことを「ワンオラクル」と言いますが、これも歴としたタロットスプレッドです。 しかし1枚引きは難しいと言えます。
 
なぜならたった1枚で、問題の本質・解決策・結論と最低3項目は読まなければいけません。1枚のカードを多角的にフォーカスして読まなければならないからです。隣接カードも無いので、コンビネーションリーディングも使えません。ですから、相当に制限された占術となります。 
 
スプレッド(Spread)とは、タロットカードを任意の枚数を引き出し、特定のルールに基づいて並べることを言います。展開法とも言えるでしょう。
実はこのスプレッドには数百種類もの方法があります。
 
通常、タロットリーダーは、質問者(または自分)から質問を受け、それに適したスプレッドを選択し、カードを開いていきます。スプレッドを展開する前には、シャッフルとカットを念入りにするのは言うまでもありません。

タロットは元をたどれば「プレイングカード(Playing Cards)」として親しまれ、占いの道具ではありませんでした。18世紀末のエティアなどの著名なタロッティストが、長い年月をかけて伝統的なスプレッドを考案してきました。現在でも使われている「伝統的なスプレッド」をトラディショナルスプレッドを言います。「ケルト十字」「ヘキサグラム」などもその例です。

ただ現在では多様な質問によって、様々な昔からのトラディショナルスプレッドに拘らずに、自由な発想やスタイルのスプレッドも考えられています。タロットは自由な占法ですから、タロットリーダーが自分に合ったスプレッドを考案しても構わないはずです。
自由な発想で、自分にマッチしたスプレッドを作る上では、「既存のスプレッドをカスタマイズ」する場合と、「まったく新しくスプレッドをデザイン」する場合が考えられます。

「既存のスプレッド」をカスタマイズする場合は、その展開する枚数やルール、ポジションの形はそのままにしておいて、各ポジションの現わす意味を変えることです。<img 「3オラクル」だと、3枚のカードを展開しますが、「問題点」「解決策」「結果」というポジションの意味だけでなく、「肉体」「精神」「解決の助言」でも良いでしょうし、「過去」「現在」「未来」という時系列でも良いでしょう。
 
もう1つの「スプレッドのデザイン」では、最低5つの決めごとを先に固定しておきます。
「質問の範囲・領域」「レイアウトする枚数」「カードの配置の形」「各ポジションの意味」「カードを配置する順序」です。詳細は前述の記事をご覧ください。さてタロットでは「ワンオラクルに始まり、ワンオラクルで終わる」という言葉があります。
「ワンオラクル」とは一枚引きのことですよね。
 
たった一枚を引いて、質問の内容に答えるわけです。ワンオラクルの基本は、質問の内容に対しての「答え」を表していることを忘れないことです。たとえば、「転職して独立開業したのだが、上手くいくのだろうか?」という質問で、「キング」「ナイト」「クイーン」「ペイジ」などのコートカードが出た場合、つい人物に焦点を当てがちですが、この場合の回答は、「あなたの独立開業した仕事は・・・のようだ」となるわけです。
 
「ペンタクルのキング」ならば、「あなたの独立した仕事はペンタクルのキングのようになるでしょう」となります。
では、「ペンタクルのキング」は何を言っているのでしょう?
「安定」「熟練」「他人を支援」「成功」・・と様々なキーワードがあります。
 
ここでは、「あなたの独立した仕事は、アイディアを持って実行することで成功するでしょう。その場合に大切なのは、目の前にあるチャンスを見逃さないことです。それは他者を支援しようという心構えから得られます。進んで助けてあげましょう。損して得を取ることです。またお客様には素早い対応が大切でしょう。自分の仕事に満足せずにスキルを上げるよう努力してください」となるかも知れません。

ワンオラクルはあくまでも一枚ですから、その一枚から何を読み解くかが重要になります。前述の質問では「事業の行く末」を聴いているのですから、「将来の結果」を知りたいのでしょうが、その結果に含まれる副次的な要素も述べることが大切です。「貴方は成功する・・なぜならば」「貴方は成功する・・そのためには」「あなたは成功する・・いつまでに」という具合です。

ワンオラクルはカードの象徴するものと、質問の言葉(内容)をリンクさせる基本ですので、しっかりと相談内容に合わせて連想しましょう。
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タロットは意味を覚えないPART3

タロットは意味を覚えてはいけない。 

○タロットカードの意味を覚えると、コンビネーションリーディングができません。意味が頭にちらついて、柔軟性が無くなるためです。

タロットリーディングのテクニックであるコンビネーションリーディングとは、ドローされた複数のカードの中で、上下左右に隣接刷るカード2枚・3枚を1枚として読む高等テクニックです。

プロの占い師でもできない人が大勢います。
その要因はタロットの意味を覚えているからです。

タロットコンビネーションリーディングほど、柔軟性が要求されるものはありません。

また、タロット占いのトラディショナルスプレッドである「ヘキサグラム法」「ケルティッククロス」も、
コンビネーションリーディングができると、さらに深く読むことができます。

プロタロット占い師でさえ、1枚づつ読んでいく方が大勢います。
1枚づつ読むことは、矛盾が生じた時、整合性が取れない鑑定となってしまいます。
何を言っているのかわからないのです。

例えば、ポジション定義の中で「近い将来の可能性」と「結論(今後の運勢)」があったとしましょう。

近い将来の可能性では「塔」。「結論」では「星」が出たとします。
こういう場合、完全にお手上げになります。
近い将来が「塔」なのに、なぜ結論は「星」なのですか?と相談者に聞かれるでしょう。

仮に両者が隣接しているならば、互いに影響を及ぼし合います。
ただしポジション定義の比重はあくまでも「星」です。
なにせ結論ですから。1枚引きでは「星」しか出てないと同じです。

タロットの意味を覚えて当てはめていけば、「塔」は破壊・落下・天罰・・・と訳すでしょう。
でもこの読み方が違うのです。
「塔」は「固定観念」「既成概念」「過去への執着からの脱却」として読みます。星は希望の要素が強いですよね。
「塔」の中に閉じ困ったままだと死です。希望はありません。希望が生まれるのは、塔から逃げることです。
このように連想できますよね。

タロット「星」も端的に「希望」「潜在意識の目覚め」「未来の幸福の約束」・・等とは読めません。
「塔」の影響を受けるからです。
自分の内なる醜さ・短所を知り受け入れての出発と読むべきです。すなわち潜在意識に隠れている悪しきものを破壊しての将来への出発と連想するわけです。

このように、コンビネーションリーディングができないと、薄ペラな読みになってしまうのです。
その功罪は「意味を覚えて当てはめよう」とするからです。

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タロット講座生放送Ustream [タロットを学ぼう]

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当たるタロットを目指すならば、まず「本を片手」にリーディングするのは止めましょう。
だって、意味がわからない?

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そんな私はタロットと32年の付き合いですが、最初は初心者のように、テーブルに並べられたカードを「1枚」づつ読んでいました。
本を片手に、無理矢理に意味付けをして、四苦八苦しながら占ったものです。

タロット占いは絵柄の描かれたカードをテーブル上に複数枚展開して、その配置の定義ごとに解釈をしながら物語のようにリーディングしていきますよね。

大抵はリーディングに躓きます。

一般に「卜占術」といわれ、ルーンや易と同じ分類の占術ですね。
タロットは誰もが気軽に手に入れることができます。
通販でも書店でも売っていますよね。
しかし、いざ占おうとしても、なかなか上手く当たる占いができません。
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タロットは15~17世紀頃、フランスのマルセイユで盛んに印刷されました。
当時はカラー印刷の技術は難しく、印刷工房がマルセイユで発展したたためタロットデッキ(78枚のタロットのセットのことをいいます)が流通し出したのです。

タロットは「王侯」「貴族」「富裕層」の遊びのカードだったんですね。
今でいう「トランプ」です。実際にタロットの小アルカナは「トランプ」の原型になっています。

カップは「ハート」、ワンドは「クラブ」、ソードは「スペード」、ペンタクルは「ダイヤ」となりました。

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タロットには元々、カードの意味が無かったわけです。
タロットに意味をつけていたったのは、後世のオカルティストやタロッティストたちです。
意味の無いタロットに無理矢理、意味付けしても当たるわけがありませんよね。
もちろん、逆位置だってありません。

タロット占いを当たるようになりたければ、「意味」からの離脱が必要です。

タロットには「絵」が描かれていますよね。

仮に「月」の写真があったとしましょう。その「月」をみたとき、大抵は、「寂しさ」「ミステリアス」「夜」などをイメージします。

また「登る太陽」の写真の場合は、「夜明け」「未来」「希望」「成功」等というようなイメージを持ってます。

これが元型です。
世界中の人間が持っている元型が、実はタロットには多く描かれているんです。

タロットの描かれている元型たるシンボルを読むことがタロットマスターへの近道です。

言葉の意味をいったんは忘れましょう。

まず「右脳」を使うこと。
よく「絵」をみるのです。「絵」を観察する、といってもいいでしょう。
どんなに見慣れたタロットでも、じっくり観てください。

絵の中には必ず、相談内容に相応しいシンボルとそのイメージがあります。
それを読むのがタロッティストの仕事です。
 
■今夜19:00Ustreamでタロット講座■
 
3月4日19:00よりUstreamでタロット講座の生中継をします。
下記がそのURLです。 
 
今回は、タロット講座というよりも、Ustreamの登録方法、Twitterの登録方法、スカイプの設定についてご説明します。
 
というのも、「Ustreamは観ることができたが、質問の仕方が分からない」 というご意見が多数ございました。
 
皆様、Ustreamで質問の仕方がわからない様なので、敢えてインターネット講座ということになります。 
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コンビネーションリーディングを極める2 [タロットを学ぼう]

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タロットは思考の占術であり、且つ自由な占術でもあります。
逆に思考・自由さが、タロットの難しいところでしょう。
人間は決められた事をやっていたほうが楽なんです。
肉体労働は決められた事を淡々とやります。何も考えなくていいわけです。
一見、大変そうに見えますが、産みの苦しみは一切ありません。
※誤解しないように。職業に貴賎の差別があるとは、微塵も考えていません。ただ思考・自由は苦しみが伴うことの事例として説明しただけです。 
 
タロットは自由な占術。
これは元々が「遊技用カード」なのですから、
「意味」や「逆位置」などは存在しないんです。
黄金の夜明け団(ゴールデン・ドーン)の幹部のアーサー・エドワード・ウェイトが、
コールマン・スミスにカバラの思想体系等を入れ込んで、ウェイト・スミス版ができた頃から、
本格的な占いツールなってきました。

日本国内の本は、アレキサンドラMさんや、M・F氏(アレキサンドラMの弟子)が、
タロットを日本に広めていますが、基本的に意味などありません。
すべて絵の中の象徴に隠されているんです。

またポジション定義も自由に変更して構いません。
よく「過去」「現在」などと書かれていますよね。
相談者本人が一番よく知っているはずです。
つまり、「過去」という定義ではなく、
「いつの誰の過去なのか?」「過去の傾向なのか?」という具合に具体的に定義を決めなければ、
タロットを触ってはいけません。

同時にタロットは思考の占術です。
「意味」を覚えて、展開されたカードに当てはめるのだけは止めましょう。
それは思考をストップさせます。
思考とは「イメージを連想して言語化」することです。
だからタロット占いをして脳みそが疲れていないのは、
考えていない証です。

コンビネーションリーディングとは、2枚もしくは3枚を1枚として読むテクニックですよね。
これこそタロットの醍醐味です。
私はコンビネーションリーディングができない占い師は信用しません。

コンビネーションリーディングにはいくつも方法があります。
すべて私が30年のタロット生活で編み出した技です。
ですから、詳しいことは「タロット歴30年のプロ占い師が編み出したタロットリーディングの秘技」を
ご購入してください。
誰も知らない知識には代償が必要なんですよ。

少しだけヒントを与えましょう。
仮に2枚引いたとしましょう。
相談内容はありません。純粋にコンビネーションリーディングをします。
1枚目は「ソードのエース」
2枚目は「カップのエース」
貴方ならどのようにコンビネーションリーディングしますか?
・・・・・・・・・。
この場合、エースは関係無いんです。
ソードとカップだけを考えます。
仮に「風」と「水」ならば、「台風」と呼んでもOK。
人物だったらパーシバルでしょうか?

パーシバルはアーサー王伝説に出てくる騎士です。
聖杯を追って旅に出る物語の主人公ですね。
パーシバルは槍の名手ですが、剣も人を殺す道具なので、同じものと考えましょう。

このように、タロット・・・特にコンビネーションリーディングは、
こだわり・思い込み・既成概念・固定観念を捨てなければいけません。

前述ではエース同士でしたが、
今度は大アルカナで読んでみましょう。
「節制」と「運命の輪」が出ました。
貴方ならどうコンビネーションリーディングしますか?
・・・・・・・・・・・。

ポイントは節制を漠然と観ないで、部分に焦点を当てて観ること。
そしてその象徴をイメージすること。
イメージしたものを、連想すること。
連想も具体的になるまで続けることです。
「運命の輪」も同じ。

ということはリーダーによって、
コンビネーションリーディングは自在に変化するということです。

「犬」という単語があります。
そのイメージは万人に違いがあります。
秋田犬を想像する人もいるいるでしょう。チワワを思い浮かべる人もいるでしょう。
オオカミを想像する人だっているはずです。
「節制」「運命の輪」の私のコンビネーションリーディングは次号で述べましょう。
まずは貴方自身が考えてください。
コメントに書いてください。

人によってこんなにまで違うのか!
ときっと驚くと思いますよ。
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タロットコンビネーションリーディングを深める [タロットを学ぼう]

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タロット占い・タロットリーディングにおいて、コンビネーションリーディングは必要条件ではありませんが、十分条件を満たします。
つまり、コンビネーションリーディングを習熟しなくてもタロットは読めますが、その読みの深さ・重さ・比重が大きく違ってきます。
 
ご存じ、タロットコンビネーションリーディングは2枚・3枚のカードを1枚のカードとして読む技術です。
これになんの意義があるのか?
タロットはワンオラクルを除いて、複数枚数のタロットカードをドローするものです。ドローされたカードは、必然的に上下左右に隣接するカード同士が影響を及ぼし合います。そこが重要なのです。 

仮に「悪魔」と「塔」が出たとしましょう。2枚引きです。
「塔」のような「悪魔」と読んだらアウト。
「塔」だから「悪魔」と読んでもアウト。 
これは1枚づつ読んでいるのですから。

「塔」のどこを観るか?
たくさん観るところがありますよ。
一緒に落ちていく王と后。でも后には冠がある。
破壊。雷。大きな王冠(これは権力というイメージ)
不安定な場所。暗い背景。

私はためしに「塔が火事になっている」シーンに注目しましょう。
「塔」といえば丈夫。それが火事。
すなわち破壊力はすさまじいわけですね。
キーワードは原爆としましょう。これが第二次連想。
なぜなら、この世界で最も破壊力の大きなものは原爆だからです。 

「悪魔」も同じように観ます。
どの部分に着目するかは自由。
逆五芒星。地獄にむけたたいまつ。レオナルドという悪魔。
ハーフブラックキューブ。鎖。男の悪魔。女の悪魔。
両方とも肉欲のしっぽをさげています。
ここで注目するのは、山羊の顔をしたレオナルドにしましょう。
レオナルドはルシファーやベールゼブブと言った高位の悪魔ではありません。
端に黒ミサを守護するだけの役割の下っ端です。 
第二次連想は下っ端。しかし悪魔。黒ミサの守護者。

ここから、「塔」の第二次連想「原爆」
「悪魔」の第二次連想「下っ端のレオナルドという悪魔」を足し算します。

レオナルドを第三次連想までしてみましょうか?
元々は地位が低い・でも黒ミサの守護者としては一目置かれている・ルシファークラスの悪魔と比較すると詰めが甘い。

これを足し算するんです。
「原爆」+「レオナルド」=アドルフ・ヒットラー
根拠は、最初に原爆開発を命じたのはヒットラー。かつ、昔は元々は軍曹。
それがいちやく黒ミサ(ここではユダヤ虐殺で指導的立場になる)の指導者になるわけですよね。歴史上の事実です。
そう考えれば「ヒットラー」がぴったりでしょう。

事件なら第二次世界大戦でもいいですよ。

ものなら偽物のダイヤモンド。しかもジルコンでもない。
 
このような考え方がコンビネーションリーディングです。
2枚を1枚でよんでいるでしょ! 

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タロットリーディングの究極のテクニック [タロットを学ぼう]

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私のメルマガはタロットを学ぶためのメルマガです。タロット歴32年。のべ10000人以上を鑑定したノウハウを全て公開しています。またメルマガ読者様限定のキャンペーンやイベントもあります。ご興味があればご購読してみてください。 タロット歴30年のプロ占い師が明かす当たるタロットの極意を購読する
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タロットを極めたいならば、リーディングのテクニックの1つである「コンビネーションリーディング」を習得することは極めて重要です。
 
タロットコンビネーションリーディングは、2枚・3枚のカードを1枚のカードとして読むノウハウです。
 
初心者(プロでもいます)は、「***だから***になる」「***のような***である」と読みがちです。しかしこれは1枚づつ読んでいることになりません。
 
私は以前の会社では15年マーケティングを担当してきました。さらに、現在も経営コンサルタントもやっています。
その癖でタロット占い師の市場調査をしたことがあります。
70人のタロット占い師(霊感タロットも含む)に対して、「同じ質問」「ケルト十字法」を指定して鑑定させたのです。
できたのは2人。しかもコンビネーションリーディングができたのは1人。
 
酷くありませんか?相談者はタロッティストでも無い占い師もどきに、相談し、金を巻き上げられているわけです。
 
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その理由の一端は、コンビネーションリーディングを記載した書籍が無いことです。現在、国内外を合わせて3冊しかありません。しかも、方法を記載せず、意味だけ書いています。日本の書籍ではF・Mという女性タロッティストがそのコンビネーションリーディングの意味を書いていますが、それを読む方法は「慣れればできる」です。
 
私は32年間のタロットとの付き合いで、8つのコンビネーションリーディングの読む方法を編み出しました。 
 
「コンビネーションリーディング」とは、複数枚のカード(上下左右で隣接しているカード)を、その複数枚全体で読み解く事を言います。
また初心者の場合は、そのカードのポジション毎に単独で読んでいくパターンが多いと思いますが、10枚程度ならいざ知らずそれ以上になれば、なかなか厄介なものです。1枚づつのリーディングでは、ポジョン毎に矛盾も出てくるので困った経験もあるでしょう。

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そこで隣接した複数枚を1つの括りとして読む「コンビネーションリーディング」が役に立ちます。
基本的には「似たようなカード」が出ていないか?を見ることです。
KEYになるポジションに、それと似たようなカードが出た場合は、なんらかの関係性があると考えます。
例えば、ケルト十字法で展開した場合に、最終結果にワンドのキング逆位置が出て、潜在意識の部分にワンドのナイトが逆位置で出た場合、自分の内面の粗雑さ・物事を大雑把に捉える性癖が、リーダーとしての資質を失う原因ではないか、というふうに読みます。
また、同じスート以外にも、同じ数字も関係性があります。
同様に最終結果でカップ10が出て、周囲のポジションにペンタクル10が出た場合、親戚などの金銭援助によって、家庭の幸福やイベントを行う、ような感じです。

<同じスートが多い場合>
「ワンド」が多い場合・・質問されている問題は忙しい雰囲気があります。実際にいろいろな行為や出来事が次々と起こる感じです。本人の野望や闘争心が、問題の原因になっていることが多いようです。

「カップ」が多い場合・・目に見える具体的な動きは少ないですが、感情面の揺れ動きに焦点が集まります。愛情・同情心が原因となります。

「ソード」が多い場合・・知的手段で解決する感じで、冷静・合理的。攻撃心やライバルへの意識が問題の原因となっています。

「ペンタクル」が多い場合・・仕事・金銭、物質的なもの、実際的なものが問題となっています。信頼や執着心がこの問題の原因です。

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<2枚ドロー>
コンビネーションリーディングの練習として、また今日の運勢などの占いにも利用できます。
最初に引いたカードを左に配置し、「表面的な事実」を表し、2枚目の右側が「潜在的な事実」を示します。
ワンオラクルと異なり2枚になると、カードの強弱関係が出てきます。
この2枚引きの場合は、2枚目(右側)の潜在的な側面の方が強い影響力を持っています。表面上に現れる部分は、その相談者の立て前で、2枚目の潜在的な部分が本心・根本的な問題の根っこと考えてください。

<3枚ドロー>
「スリーカードスプレッド」という展開法がありますが、こちらは左から順に「過去」「現在」「未来」と時系列に並べたり、「背景」「原因」「結果」と心理的な側面で並べます。
この3枚引きの場合は、最初に引くカードを中央に配置します。その右側には2枚目。左に3枚目を配置します。
1枚目のカードが表面的な出来事を示し、2枚目は中間的な出来事、3枚目が潜在的な側面を示します。
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この場合の強弱は、2枚目。中間的な出来事となります。中間的出来事と言うより、外側に対しての意思の流れを示す感じです。1枚目・2枚目が本人の心の表面と無意識、そしてこの2枚を前提として3枚目の外側の意識と読む感じです。

コンビネーションリーディングは、複数枚のカード各々の「キーワード」の統合という意味合いがあります。
カード個々の意味を覚えるというよりは、その個々のカードの象徴(シンボル)から得られるイメージの統合といった感じでしょう。
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